「若き理学療法士の成長記録」

若き理学療法士の成長の歩みを記していきます。

【本当⁈】天気が悪いと痛みは強い?

こんにちは。桑原です。

最近、台風やらで天気は悪い日々が続いております。

 

そんな日々が続いていると、

「雨だと痛みが強いのよ。」

こんなことを言う患者さんと遭遇します。

 

痛みだけでなく、「天気が悪いと、なんとなく調子が悪い。」という人も少なからずいるのではないでしょうか?

例えば、天気が悪いと「古傷が痛む」という人もいますね。

それはなぜか?

 

気圧が下がると、内耳がそれを感知して視床下部を通じて交感神経活動が亢進します。

そうすると、ノルアドレナリンが血中に放出され、痛みを感じる神経などを刺激します。

 

普通の状態では、気圧が下がっても痛みを感じることはほとんどありません。しかし、炎症など抱えている人は、侵害受容器など正常認められない交感神経に反応する受容体が新たに出現するため、気圧の変化でも痛みを感じるようになります。

 

しかし、「天気と痛み」の関係は所説あるので、必ずしも全員に当てはまる訳ではありません。

 

個人差は多いです。あくまで参考までに。

桑原