「若き理学療法士の成長記録」

若き理学療法士の成長の歩みを記していきます。

アウトプットしていこうと思いまして・・・

先日、スイッチインタビューという番組を見ました。この番組は、二人の達人が対談形式で話をしていくという番組です。この番組は、非常に勉強になる話を聞くことができるのでよく見ている。

今回の達人2人は、アニメーション監督の新海誠と小説家の川上未映子。非常に興味深い話が繰り広げられました。そこで川上さんが、「書く前がとても怖くなる。」ということを話されていた。

何故、怖くなるのか?それは、文章を書くと「敗れた気分になるから」。

「完璧な小説・文章というものはないのだけれど、理想というのは必ずある。書いていくと必ず理想とは遠くかけ離れてしまう。それを確認することになってしまう。」

この言葉を、話された時に僕は、自分に言われているような感じがした。「共感」と言えばおこがましいが。

 

僕はブログを書いていたりするが、最近めっきり文章を書くということしていなかった。それは、現実の自分の歩みを明確に書くことが出来なかったのとそんな大して歩んでいなかったという現実がある。

とりあえず、文章を書くことよりも多くの体験をしていこうと思ったのである。その中で、思ったことや感じたことをノートに記し貯めておいた。

自分の歩みを表現しようとした時に理想や自分が思っていることとは、ズレてしまう。これは、必ずといっていいほど人は体験することだろう。だからこそ、「技術」というのが必要なのだ。

この「技術」を高めていくにはどうしたらいいのか。もちろん良い文章を知る・読むという作業が必要になるだろう。そして、もう一つ。多くの文章を書くことが必要だと思う。他にも要素として挙げればあるのだが、ここでは2つだと記しておく。書かないと始まらないのだ。現実の力を向き合わないかぎり、必要なこともわからない。

川上さんも最後に「確かに文章を書くことは怖いけれども、このままのレベルで終わることの方がもっと怖い。」本当にその通りだなと思った。別に小説家になりたい訳でもないのだが、一つ言えるのは自分自身をいうものうまく表現できるようになりたいと思うだけである。

 

だから、自分の取り組みをアウトプットしていこうと思います。自分のペースで書いていきます。最後に新海さんのこの言葉好きだな。

 

桑原